こんにちは。カインズサービス編集部の山田です。
皆さんは、会話や文章で相手にメッセージを伝える時に、どのようなことを意識していますか?
なんとなぁく思いついた事を、矢継ぎ早に伝えたり、書いたりしている人は「CREC(クレック)法」を意識してみましょう。
本記事はこんなお悩みの方に読んでいただきたいです。
- 話がダラダラと長くなってしまう
- メールの文章がまとまらない
- 相手から気持ちのいい返事がもらえない
日常的にこのように思い詰めている人は、「CREC(クレック)法」を意識して、会話や文章に落とし込んでいきましょう!
CREC(クレック)法とは?
CREC(クレック)法とは、伝え方の型とも呼ばれており、以下の英単語の頭文字をとったものです。
CREC(クレック)法
C:Conclusion(結論)
R:Reason(理由)
E:Evidence(証拠・事例)
C:Conclusion(結論)
似たようなフレームワークに「PREP(プレップ)法」というのもありますが、基本的な考え方は一緒です。
「CREC法」では、まず結論を語る→結論に対する理由→理由の根拠を示す→再度、結論でまとめる。この流れが基本の型となります。
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なぜ、結論から話すことが大切なのか?
よく「結論から話をしよう」と言いますよね。これはなぜなのか。
「人は早く答えが知りたい」
結論からスッと話し始めたほうが、まず『目的』を把握してもらえるので伝わりやすくなります。目的地が分からないまま、ダラダラとおしゃべりを続けられると、結局は何を伝えたいのか、どこに行きたいのか、聞き手はわからなくなるものです。
「まず目的地を伝えるのがマナー」
会話の目的地を伝えた上で、その目的地に向かう理由、そして、その理由の根拠を提示し、再び結論となる会話の「目的地」を告げるのです。
これこそが、相手とのコミュニケーションを円滑にするコツであると思います。
CREC(クレック)法の具体例について
CREC(クレック)法の具体例をご説明します。当社は派遣会社なので、「採用のお悩み」について取り上げました。
C (結論)
「良い人材が採用できない・・」という悩みがあるなら「派遣会社」を利用してみましょう。
R (証拠・根拠)
派遣会社を利用するメリットは3つあります。
求人広告費用を払わずに人材確保ができる
求人出稿、エントリー対応、面接、合否連絡といった採用業務を削減できる
将来的に派遣社員を直接雇用することもできる
E (事例)
実例を交えてお話をすると
「お金をかけて求人広告を出したのに一人も採用できなかった・・」という課題でお悩みの企業様は、派遣会社を利用することで、これまでかかっていた「採用コスト」を下げる事に成功しました。
「社員が忙しくてエントリー対応などの採用業務に時間を避けない・・」という課題でお悩みの企業様は、派遣会社を利用することで、社員の「業務負担」を軽減することができました。
また、派遣社員が直接雇用を希望すれば「採用費をかけずに雇用する」といった要望にも、前向きに対応することが可能です。
C (結論)
このように、派遣会社を利用することで、「採用に関わるすべての課題」を解決することが可能です。一度、相談してみてはいかがでしょうか?
このように、このフレームワークやフォーマットに沿って考えるだけで、説得力のある言葉に変化させることが出来ます。
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「CREC法」で伝える力がパワーアップ【人の心を動かすコツ】:まとめ
今回は、伝える力がグングンあがる「CREC(クレック)法」について解説しました。
「CREC(クレック)法」がすべてのコミュニケーションに適しているわけではありませんが、プレゼンテーション・交渉術など、相手にシンプルに分かりやすく説明するには「CREC(クレック)法」は最も適したフレームワークではないかと思います。
日々の仕事や生活の中で、自分の伝え方を少し工夫するだけで、物事がうまく進むことにもつながると思いますので、良質なコミュニケーションを意識していきましょう。