こんにちは、カインズサービス編集部の山田です。
今回は「Gather」というユニークなWEBミーティングツールを使って、当社メンバーと社外勉強会を実施したので、そのレポーティングブログとなります。
定番のWEBミーティングツールといえば、「Zoom」や「MicrosoftTeams」ですが、「Gather」はゲーム感覚でコミュニケーションがとれる、新しいタイプのWEBミーティングツールです。
仕事終わりの当社メンバーを集めて、勉強会を「Gather」で企画実行してみたので、使い心地やその講義内容も含めてレポートしていきたいと思います。
Gatherとはドラクエ風のWEBミーティングツール
まず、Gatherについて解説します。
Gatherは「Gather Presence社」が提供しているWebツールで、特徴はドラクエ風のRPGゲームをモデルにしたマップと、Web通話システムを組み合わせた新しいタイプのWEBミーティングツールです。
ミーティングに参加するユーザーは、自らのアバターを設定して、ゲームマップ上を歩き回ることができ、マップ自体のカスタマイズをすることもできます。
マップ上で他者のアバター(参加者)を見つけたら、近距離に行くことでWEB上で会話をすることができるようになります。
リアルな会話と同じように、離れるとまた通話ができなくなるので、うまく作られたシステムだと思います。
Gatherを使って実際に勉強会をやってみました
まず、Gatherにアクセスする前に「自分のアバター」を設定します。肌の色、ヘアースタイル、上着、ズボンなど、自分の好きなように設定することができます。まさにゲーム上のキャラクター状態ですね。
今回は以下のマップでWEB勉強会をやってみます。こちらはGatherにもともと設定してあるテンプレートマップなので、ゼロからマップを作る必要はありません。
本格的な勉強会にしたかったので「研修室A」と「研修室B」を作ってみました。それにしても、まさに平成初期のRPGゲームを彷彿させるデザインですね。
このようにマップ内をアバターで自由に動き回ることができます。
当社メンバーの中島氏と久木山氏が入室してきたので、早速勉強会を始めていきたいと思います。
マップ上にセットしたホワイトボードには、勉強会で使う「テキストブログ」「動画URL」が埋め込んであります。「Xボタン」をクリックすると、みんなで同じ画面を共有することができます。
【第一部】「年金・税金の現状」について学ぶ
今回の社外勉強会では、「年金・税金の現状」と「新しいテクノロジー」の2部構成で学習しました。
まず「年金・税金の現状」について学びました。
令和4年4月に老齢年金の繰り下げ需給の上限年齢が75歳に引き上げられた話から、「自分達は将来、年金をもらえるのか?」について未来予測しながら語り合いました。
そして、税金問題。マネーポストさんの記事を抜粋して、2023年には税・保険料負担が50%を超えるという点について、さまざまな角度から今後の日本人の税金負担がどうなっていくのかをディスカッションしました。
これにて第一部は終了。ここだけでもすごく有意義な時間でした。
【第二部】「新しいテクノロジー」について学ぶ
そして、第二部の開幕。新しいテクノロジーについて学ぼうというコーナーだったので、最近「バズワード化」している「WEB3.0」について動画を見ながら学びました。
インターネット黎明期から、現在までインターネットはどのように変化をしてきたのかを学び、またこれから「WEB3.0」へと移行していく中で、モノ・サービス・お金のあり方や価値はどのように変化していくのかを学び合いました。
「ブロックチェーン」「トークン」「NFT」などなど、新しいテクノロジー技術を学ぶのは、何だかワクワクしますね。とても有意義で楽しい時間でした。
【まとめ】ドラクエ風WEBツール「Gather」で社外勉強会をやってみた感想
Gatherで勉強会をやってみた感想ですが、一般的なWEBミーティングだとコミュニケーションに堅苦しさが生まれやすいですが、Gatherを使って交流することで、ちょっとしたユーモアが生まれたり、相手の人柄とか感情がつかみやすくなったりするのは非常にいいなぁと感じました。
「相手の近くに行けば話しかけられる」というのも面白い仕掛けだと思います。
テレワークが当たり前の企業であれば、GatherをOPENにさえしておけば、いつでも分からないことを聞きに行けるのはとても便利だと思いました。
オンラインとオフラインを使い分ける時代だからこそ、直接会わない時のコミュニケーションにこだわりたいものですよね。
普通のWEBミーティングに飽きてしまっている人は、一度「Gather」を試してみてはいかがでしょうか