こんにちは!
カインズサービス営業部のカイ サビスです。
今回は、コロナの影響で一度は挫折しながらも、自分の努力で見事に成功を掴んだ派遣スタッフのAさんのお話をご紹介したいと思います。
ゲーム業界から事務職への転職
Aさんは、もともとアニメやゲームが大好きで、新卒でゲーム会社にエンジニアとして就職しました。システム運用や保守といった黙々とした作業を得意とし、5年間その仕事に従事していました。しかし、事務職にも興味を持ち始め、「もっと人と関わる仕事をしてみたい」という気持ちが芽生えたのです。
そこで、Aさんは直接雇用(契約社員)を前提とした営業事務の紹介予定派遣の求人に応募しました。この求人は人気が高く、応募者も多数いましたが、未経験ながらも向上心にあふれ、意欲的だったAさんが採用されることになりました。採用の連絡を受けたAさんは、大変喜んでくれました。
予期せぬコロナの影響
Aさんが営業事務として新しい職場に就いたのは2020年初めのことでした。最初は順調に業務を覚え、明るい性格のおかげで周囲にもすぐに溶け込むことができました。
このまま派遣期間終了後には契約社員(直接雇用)への昇格も期待されるようになりました。
ところが、そんな矢先に予期せぬ事態が起こります。それが、新型コロナウイルスのパンデミックでした。貿易業界の売上が激減し、Aさんの契約社員(直接雇用)の計画も白紙に戻されてしまいます。
契約社員へのステップアップを目標にしていたAさんにとっては、大きなショックであり、「この先どうなってしまうのだろう」という不安が募ったことでしょう。
不安を乗り越えた結果
それでもAさんは、不安に負けず一生懸命仕事に取り組みました。その結果、派遣先の上司や同僚から高く評価され、次第に「必要不可欠な存在」として認められるようになります。派遣先もAさんの努力を評価し、契約終了ではなく派遣社員として継続勤務することを提案しました。
コロナ禍で無職になる不安を抱えていたAさんは、この提案を前向きに受け入れ、派遣社員として継続する道を選びました。
1年半後、驚きの転機が!
それから1年半後、コロナウイルスの影響も少しずつ落ち着き、業務量も回復してきました。そんな中、派遣先から「再度、直接雇用の話がある」と連絡が入ります。しかも、提示された条件は当初想定していた年収より大幅にアップしていました。
その理由は、Aさんがこの1年半の間に積み重ねた努力と実績が、営業部門や他の事務スタッフを支え、会社の重要な戦力となったからです。
その成果が上層部からも高く評価され、しかも契約社員ではなく、正社員として登用されることが決まりました。
努力は必ず報われる
Aさんは、このオファーに驚きつつも、即座に「はい」と答えました。そして、ついに正社員として新たなスタートを切ることができたのです。
このAさんのストーリーから学べるのは、「どんなに厳しい状況でも、自分の仕事に誠実に取り組むことが大切だ」ということ。そして、努力は必ず誰かが見ていて、それが報われる瞬間が必ず訪れるということです。
現在、お仕事に不安や不満を感じている方は少なくないと思います。
Aさんのように前向きに努力を続けることが、いかに大切で力強いものであるかを改めて実感させられます。 もし、今あなたが厳しく辛い状況にあると感じているなら、Aさんのように諦めず、日々の努力を続けてみてください。きっと、その頑張りが報われる日が来るはずです。