カインズサービス「メディア事業部」の山田です。
仕事でうっかりミスをしてしまったり、やってはいけない失敗をしてしまった時って、誰でもひどく落ち込みますよね。
私自身も、これまで数えきれないほどの失敗を繰り返してきました。
「大切なことを伝え忘れていた」「大切な書類をシュレッダーしてしまった」「書類に抜け漏れがあった」「目上の人に対して失礼な態度をとってしまった」などなど。
仕事上で起こる失敗やミスは多岐に渡ります。
失敗することによって精神的にどん底まで落ち込んでしまうと、なかなか這い上がってくるのは難しいですよね。
そんな今回は、仕事で失敗したりミスした時にこそ意識しておくべきこと、そして、失敗した時の挽回方法について、まとめて解説していきます。
今、仕事の失敗やミスで落ち込んでいる人にこそ、ぜひ読んでいただきたいです。
仕事を通して「挑戦する」からこそ失敗するもの
まず、仕事のミスや失敗はなぜ起きるのでしょうか?
それはあなたが、真面目に仕事をしているからです。
「なにを当たり前のことを言っているんだ!」と思われるかもしれませんが…。
仕事を通して、物事を前に進めようとしているからこそ、色々な問題にぶつかるものです。
仕事の完了には期限があります。
その中でも、急に横からやらなくてはならない別の仕事が降ってきたり、様々な問題を一つずつ片付けながらも、誰もがタスク完了に向かって努力を続けていきます。
その努力の過程は「一つの挑戦」といっても良いのではないでしょうか。
仕事を通して、挑戦するからこそ失敗するのです。
特に新しいことを始めたり、これまでのやり方を変えたりした時にこそ、失敗やミスは起きやすいものです。
試行錯誤して、真面目に努力しているからこそ、「失敗やミスは起こる」ということを理解しておくことが大切です。
失敗やミスを悪いことだと思い込まない
失敗して落ち込んでいる人の多くが、失敗やミスすることを悪いことだと思い込んでいる傾向があります。
何度も同じ失敗やミスを起こしている人は大いに反省すべきですし、繰り返さないように気をつけなければいけませんが、過度に失敗することを恐れてはいけません。
たくさん失敗するからこそ、多くのことが学べますし、ミスを経験するからこそ、自分の悪かったポイントに気づくことができます。
あのトーマス・エジソンはこんなことを言っています。
「失敗なんかしちゃいない。上手くいかない方法を700通り見つけただけだ」
失敗した分だけ、着実に成功に近づいているということを理解して、失敗やミスを前向きに捉えるということが大切です。
失敗してしまった時にやるべき3つの挽回方法
失敗してしまった時に一番大切なことは、スピーディーに次のアクションを取ることです。失敗した時にやるべき3つの挽回方法を解説します。
人のせいにせず素直に謝罪する
自分のミスによって起きた失敗であれば、まずは素直に謝罪しましょう。
ここで下手に言い訳をしたり、他人のせいにすることは、更に状況を悪化させることにもつながります。
また、謝罪する時には、自分に足りなかったこと、対応すべきだったことなど、ミスの背景にあることを分析した上で、誠実に説明することが大切です。
簡単に解決できる方法を選ばない
ミスや失敗をした時に、簡単に解決できる方法を選んでしまうと、更に状況を悪化させる可能性があります。
例えば、直接会って伝えるべきことなのに、気まずいからといって、メールで簡単に済ませてしまうなどは、よくありがちなパターンです。
確かにメールのほうが記録に残りますし、言った言わないを防ぐためには、そのほうがいいこともあるでしょう。
しかし、ここで忘れてはいけないのは「人間は感情の生き物」だということです。
相手がどのような対応をされたら納得がいくのか、思いやりを持って丁寧に対応することで、相手のネガティブな心をポジティブに変えることができます。
ミスや失敗が確認できた時には、忙しくてもまずは電話をかけてみる。アポイントをもらえるなら、会いに行って直接顔を見て謝罪をする。
こういった泥臭いことを地道に取り組むことが大切な時もあります。
失敗を信頼に変える努力をする
失敗やミスというのは、相手との信頼関係を強くするチャンスでもあります。
人は追い込まれた時にこそ、人間としての本性が出たりするものです。
感情任せになって、いい加減な対応をしてしまう人なのか、それとも問題と向き合って誠実な対応をとれる人なのか。
失敗やミスによって迷惑をかけてしまった相手ほど、そういったところを鋭く見ています。
問題と向き合いスピーディーに対応することで、相手との信頼関係を強くするきっかけになるかもしれません。
「失敗を信頼に変える!」ということを強く意識して対応しましょう。
【まとめ】仕事のミスや失敗で落ち込みやすい人におすすめしたい3つの挽回方法
今回は、仕事のミスや失敗した時に落ち込みやすい人におすすめしたい3つの挽回方法を解説しました。
記事冒頭に書きましたが、仕事に一生懸命に取り組むからこそ失敗するものです。
失敗したくないのなら、挑戦をしなければ失敗することはないですよね。
極論ですが、努力することはイコール、失敗を繰り返すことなのだと思います。
たくさん失敗をするからこそ、自分自身の成長につながっていきますし、少しずつ自分自身の目標に近づいていくのでしょう。
今、仕事の失敗やミスに落ち込んでいる人がいたら、失敗やミスすることを恐れずに、勇ましく挑戦していきましょう。