カインズサービス「メディア事業部」の久木山です。
今回は、北野 唯我さん著、『仕事の教科書』を読んで、印象に残ったポイントを3つご紹介いたします。
本記事は、明日から使える「仕事術」が学べる内容となっており、働くあなたにオススメの内容です。
タイミングの法則 「3つのすぐ」を使いこなせているか
あなたは「仕事が早い人」ですか?
それとも、「仕事が遅い人」でしょうか?
仕事のスピードに関しては、多くのビジネスパーソンが抱える悩みの一つだと思います。
そんな私も仕事のスピードには自信がありません。
本書では、仕事が早い=タイミングが早い=「すぐ取り掛かる」ことだと定義されています。
【タイミングの法則】とは、「3つのすぐ」を意識し、実践することだ。
その「3つのすぐ」とは、「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」だ。
①「すぐやる」
依頼された日のうちに、0.01%でもその作業に取り掛かること。
②「すぐ出す」
締め切り期限より早くに提出すること。
③「すぐ答える」
その場で暫定回答したうえで、1週間以内など期限を区切って正式回答すること。
あるいは、その場で暫定回答すらできない場合は、できる日時を決め、約束すること
引用元:仕事の教科書〜きびしい世界を生き抜く自分の作り方〜
上記の「3つのすぐ」の実践は、日々忙しいビジネスパーソンには簡単なことではないと思います。
ですが、気持ち次第で、誰でもできる内容ではないでしょうか。
依頼された仕事に、その日のうちに、0.01%でも取組み、進捗を報告する。それだけでも上司の目の色は変わるかもしれないですね。
この記事を読んだ瞬間から「3つのすぐやる」を実践し、「仕事の早い人」を目指していきましょう。
夜は「明日の経営者」、朝は「今日の実行者」
あなたはタスクの管理をどのように行っていますか。
仕事のスピードを上げるために、タスクの管理は欠かせません。
本書では、やるべきタスクを「整理する時間」と「実行する時間」は分ける必要があると述べられています。
夜は「明日の経営者」であり、朝は「今日の実行者」であることがおすすめだ。
夜に「明日やるべきこと、やらないこと」を書き出し、1日を終える。
そして、翌日の朝、昨日の自分から受けた指示をひたすらこなす。こういうルーティンをしている。
引用元:仕事の教科書〜きびしい世界を生き抜く自分の作り方〜
私自身も、夜にタスクを書き出し、それに沿って翌日はタスクを完了させていく、というルーティンで仕事に取り組んでいます。
頭が整理されて、仕事の漏れが少なくなったと感じています。また、仕事中に手が止まることが減ったので、スピードも上がりました。
アンガーマネジメントとダウンマネジメントを身につけよう
本書では、自分自身のリーダーは自分であり、自分で自分の感情をリードすることが、人生と仕事において大切だと書かれています。
そして、まず考えるべきは、怒りと悲しみ、との付き合い方です。
アンガーマネジメントとダウンマネジメントにおいて重要なのは、怒りや悲しみを「完璧に防ごうとする」のではなく、「長引かせないこと」である。
<アンガーマネジメント例>
怒りをその場でぶつけることはせず、一旦我慢して持ち帰る。
ゆっくり寝て、怒りがなくなればいいし、なくならない場合は冷静に理論武装してから反論する。
<ダウンマネジメント例>
まずはゆっくり体を休める。次に漫画や小説、アニメや映画など別の世界にどっぷり浸かって心を休める。回復するまで、これを続ける。
引用元:仕事の教科書〜きびしい世界を生き抜く自分の作り方〜
私の場合は、好きなお寺や神社に行って、神聖な空間に浄化してもらうという方法でマネジメントしています。
怒りと悲しみと上手に付き合い、セルフコントロール力を高めていきましょう。
まとめ【書評】仕事の教科書〜きびしい世界を生き抜く自分の作り方〜を読んで感じたこと
以上、北野唯我さん著の「仕事の教科書」を読んで印象に残った3つのポイントをまとめてみました。
本著では、さらに多くの仕事術が具体的に書かれており、働くあなたにオススメの一冊となっております。今の仕事のスタイルや、進め方に違いを作れること間違いなしです。
私もこの本からの学びを実践し、仕事に取り組んでいます。
(※まだまだできていないことも多いです。)
皆さんもぜひ本記事の内容を実践して、仕事の時間を有意義にしていきましょう。